まいど
今日のニュースだけれど、次世代PHSの実証実験で 20Mbpsの伝送速度を達成したと伝えられていた 8月から実験開始で1カ月半、順調な成果だと思う このまま順調に行けば、1年の実験期間のうちに 安定した動作速度と、既存基地局のバージョンアップの可能性と それぞれ見込みが立って、2008年秋くらいにはサービスイン …できるかなぁ、できるといいなぁ それで、こういう風にデータ環境が高速・安定化すると どんなサービスの可能性があるのだろう? 例えばPCやゲーム機の分野では、CD-ROMが一つの大きな発展要素だった 高速処理と大容量データは、CDの導入で大きく発展した PHSのデータ高速化も、この辺がヒントになるのではないだろうか? CD-ROMの話をそのまま引用してしまえば ゲーム機などでは、一度に使えるデータ量(RAM容量)は少なく 何か動作が変わるたびにCDからデータを読み込んでいる 電話機も、内部に扱えるRAM量は少ないのでベースが似ている となれば、使うデータも本体には置かずにすべてwebに置き 要求に合わせて読みに行く たしか、CD-ROMの読み込み速度は150kB/s 1.2Mbps程度ってことになるのかな 4倍速のレベルで5Mbps弱 次世代PHSが20Mbpsをベースとして、効率50%だとしても 十分に対応できる数字だ データというと、何もゲームなどの大規模データだけに限定しない メールや写真などの、小さなローカルファイルも ネットワーク上に置けるようになるかもしれない 特に、W-SIMのような筐体を代える仕組みがある以上 本体外に汎用データがあるのはとても便利だ ゲームなどでも、パッケージとしてまとめてDLする必要がなくなる分 開発側が常に更新・改良できる可能性が残されるし 今までは無茶だった、総容量GBクラスのソフトも提供できる ADSLや光のような、『常時接続だけど、どこででもではない』に対し 『どこででもつながり、常時つなげないこともない』という 大きな利点も出てくるからね データを手元に置く時代から、データを向こうの世界の置く時代 そういうのも結構近づいてきたのかな ではでは
by aoioe
| 2006-09-20 13:44
| WILLCOM話
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